この手法について
Airbnbの共同創業者ジョー・ゲビアが組織のコミュニケーション危機の際に導入した手法。「象(Elephant in the room)」は誰もが気づいているのに誰も触れない大きな問題。「死んだ魚(Dead fish)」は放置するとまずいことになる問題。「嘔吐(Vomit)」は吐き出したい不満や本音。この3つの視点でチームの「言えていないこと」を安全に出す場を作ります。心理的安全性の低いチームや組織的な課題に特に向いています。
進め方
3つの概念を説明する
「象=みんな気づいているが誰も言わない大問題」「死んだ魚=放っておくとまずい問題」「嘔吐=溜まっている不満・本音」を丁寧に説明します。安全に話せる場であることを明言します。
⏱ 3〜5分
各自が付箋に書く
3つの視点で「言えていなかったこと」を付箋に書き出します。匿名でも可。ファシリテーターが書いたものを読み上げる形式にすると安全性が高まります。
⏱ 10分
共有・分類する
出てきた付箋を3つのカテゴリに貼り出して共有します。批判・評価はせず、まず全部受け取ります。
⏱ 10〜15分
最も重要なものを1〜2つ選ぶ
全部解決しようとせず、特に重要なものを投票で1〜2つに絞ります。
⏱ 5分
アクションを決める
選んだものについてどう対処するかを話し合います。
⏱ 10〜15分
ファシリテーターのヒント
安全な場の設定が最重要
この手法を機能させるには心理的安全性が必要です。DPAで場のルールを作ってから行うか、匿名で書く形式にするなどの工夫をしましょう。
出たことを責めない
「嘔吐」として出てきた不満を「それは違う」と即座に否定すると、場が凍りつきます。まず全部受け取ることが最重要です。
全部解決しようとしない
出てきた課題が大きすぎてすぐ解決できないことも多いです。「認識した」「次のステップを決めた」だけでも大きな前進です。
チームに共有・投票
「今日これで行くけどいい?」を共有する
このページのURLをSlackに貼るか、3手法を選んでチームに投票してもらえます
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参考文献・出典